Pic16トレーナにおける開発環境をインストールする際の注意事項

    

■ MPLAB

 

  MPLABをインストールする際は、以下の条件を満たす必要があります。

 
     
  1. Windows Vistaにインストールする場合、インストールを行うユーザのアカウントが、アドミニストレータ権限で行う必要があります。
          Windows XPの場合も、問題発生を避ける為に「コンピュータの管理者権限」を持ったアカウントでインストールを行って下さい。
  2.    
  3. ユーザ・アカウント名が日本語の場合、インストールに成功してもMPLABを起動出来ない事例が報告されています。ユーザ・アカウント名は半角英数字のみ(スペースを含まない)にして下さい。これは、Windows XP/Vista共通の条件です。
          「全角文字を使用したアカウント」から「半角文字を使用したアカウント」へ切り替える際、「アカウント名の変更」を使用してアカウント名を全角から半角に変更するのではなく、「アカウントの新規作成」を使用して管理者権限を持つ半角英数字(スペース含まず)のアカウントを新規に作成して下さい。
        これは、「アカウント名の変更」では、見掛け上(例:スタートメニュー上部に表示される名称)は更新されるものの、実際のユーザープロファイルは変更されない現象が確認されている為です。この場合、MPLABのプロセスは変更前のユーザー名で実行される為、アカウント名に全角文字が含まれる時に発生する不具合が解消されません。
  4.  
  5. Windows XP/Vistaともに、OSのバージョンを最新のものにアップデートした上でMPLABのインストールを行ってください。
          Windows Updateを行っていない場合、MPLABのインストールに成功してもMPLABが起動しない事例が報告されています。
  6.  

以上を踏まえ、MPLABのインストールは以下の手順に従って下さい。

[ Windows Vista ]

 
     
  1. Windows Updateを実行し、Windowsを最新のバージョンに更新して下さい。
  2.    
  3. アドミニストレータ権限を持つ半角英数字のユーザ・アカウントでログインします。
  4.  
  5. キット付属のCD-ROMをドライブに挿入します。
  6.  
  7. 自動再生は行わず、Windowsエクスプローラで"[CD-ROMドライブ名}:\MPLAB"を開いて下さい。(画像1)
  8.  
  9. "Install_MPLAB_v820.exe"(現行のバージョン.exe)を右クリックし、"管理者として実行する"を選択して下さい。(画像2)
  10.  
  11. "ユーザアカウント制御"ウィンドウが開いた場合、"許可"をクリックしてインストールを続行して下さい。
  12.  
  13. 途中、"Hi-Tech C"コンパイラのインストールを行うか否かの質問が表示されます。Source Boostコンパイラのみを使用する場合は必要ありませんので"いいえ"を選択して下さい。(※1)(画像3)
  14.    
  15. ドライバのインストールを行うか否かの質問が何度も表示されます。全て"はい"を選択して下さい。(画像4)

[ Windows XP ]

 
     
  1. Windows Updateを実行し、Windowsを最新のバージョンに更新して下さい。
  2.    
  3. キット付属のCD-ROMをドライブに挿入します。
  4.  
  5. "Install_MPLAB_v820.exe"をクリックし、"実行"を選択します。
  6.  
  7. 途中、"Hi-Tech C"コンパイラのインストールを行うか否かの質問が表示されます。Source Boostコンパイラのみを使用する場合は必要ありませんので"いいえ"を選択して下さい。(※2)
  8.    

※1、2 "いいえ"を選択しても、後で C:\Program Files\Microchip\HCPICP-pro-9.60PL5.exeからインストール可能です。Hi-Tech Cのwebページからダウンロードすることもできます。

 

また、MPLAB上でファイルを指定する際に、パスに"デスクトップ"や"マイドキュメント"等の日本語が含まれる場合、MPLABがファイルを見つける事が出来ない事例が報告されています。ファイルを保存する場所は、(日本語を含む)全角文字を避けたフォルダ名にして下さい。

 

■ SourceBoost
をインストールする際は、以下の手順に従ってください。   

 
       
  1. 必ずMPLABのインストール終了後にSource         Boost1のインストールを行って下さい
          これは、MPLAB上からSource Boostコンパイラを起動可能にする為に、Source         Boostのインストール時にMPLABとの関連付けを行う為です。
  2.    
  3.  
          Source Boostをインストールする際、途中でMPLABと統合を行うか否かの質問が表示されます。必ず「インストール」ボタンを押して下さい。画像5
         
    ここで統合を行わない(デフォルトでは統合を行いません)と、MPLABの"Set  Language Tool Location"を開いた時にSource Boostのコンパイラ/リンカが選択肢に表れません。この場合はSource Boostを再インストールして、インストーラ中で統合するようにして下さい。
  4.      
  5. Source Boostコンパイラを使用するには、ライセンス登録を行う必要があります。インストール作業の最後に、「Source        Boostライセンス登録を実行する」チェックボックスが表示されますので、チェックを入れてください。(画像6
          Source Boostのレジストレーションダイアログが起動します。(画像7
        ライセンス情報は"{CD-ROMドライブ}:\SourceBoost\License.txt"を参照して下さい。    
  6.  
 

トランジスタ技術4月号をご覧になった方にお知らせ

 

P100 : HI - TECH C のPICC - Liteコンパイラに関して

 

   記事の中で使用されているMPLABのバージョンは、8.10で、こちらにはHI-TECH CのLITE版が付属していましたが、PIC16Trainter発売時には、8.20となり、HI-TECH C はLITE版ではなく、PRO版のLITEライセンスとなっています。このため、雑誌の記事の内容とは、若干の違いがあります。
   変更点は、パスが異なるのと、picl.exeがpicc.exeになる点が異なります。
   具体的には、P101 図6中のパスを

   

C:\Program Files\HI-TECH Software\PICC\PRO\9.60\bin\picc.exe

 

   と設定していただければ同様に使用可能です。下記の画像をご参照下さい。